「家庭連合」の研究。

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●基督は、ユダヤ教・キリスト教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

アベル・カイン勝利とサンクチュアリ世界摂理

 

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アベル・カイン勝利とサンクチュアリ世界摂理

 


       

 永田正治 Masaharu Nagata

 

 

 

●歴史の暗転

 聖書のアベル、カインの記述は簡潔です。しかし、神はおそらく、歴史上のどんな殺人よりも恐ろしい人殺し現場を見る思いだったでしょう。神はアベルとカインが勝利し、アダム、エバの堕落を蕩減復帰しようとされました。しかし、カインがアベルを殺害し、復帰歴史は暗転しました。この兄弟殺しが契機となり、人類が無数の残忍な殺人を犯すことになったのです。

このアベル、カインの確執をテーマに多くの物語がつくられました。ジェームス・ディーンの「エデンの東」、最近では山田涼介さんが演じた「カインとアベル」、また、「冬のソナタ」もストーリーの重要な部分を占めます。アベル・カインの確執と憎悪こそ、私たちの身近な兄弟関係に、果ては、兄弟であるはずの人間が、氏族、民族、国家、世界において、対立し、血を流す根本的原因なのです。

 

 

●人の恐怖はどこから来るか

 私たちの潜在意識にある、恐怖の正体はいったい何でしょうか。それは、本来、兄弟である人間同士が犯した恐ろしい行為だと思います。これが恐怖の源であり、地獄世界そのものなのです。1973年に上映された「エクソシスト」は、世界に衝撃をあたえ、ホラー映画の新時代をひらきました。今日でも、ホラーファンが一番怖い映画にえらぶ作品のひとつですが、「エクソシスト」の小説の最初には、「マフィアが、3日かけて敵対者をいたぶり殺した様子を笑いながら話す盗聴記録の内容」、「共産軍が教会に押し入り、キリスト教司祭の舌を切り、7人の少年の耳に金箸を突き刺し殺した残虐行為」、そして「ダッハウアウシュビッツ、ブッヘンヴァルト」というナチス殺人収容所の名を引用します。これは人間の恐怖の背景が、人が人に対して犯した恐ろしい行為だと強調します。この映画が恐ろしいのは、人の恐怖の本質をとらえているからです。ならば、人類が犯した残虐行為の全てを見なければならなかった神は、どれほど恐怖を感じたでしょうか。

 

 

●戦争の呪い

 ユーラシア大陸における民族のDNA変遷の研究がありましたが、多くのDNAが消滅しています。それは皆殺しにされた民族が多かったからです。日本は消滅したDNAがありません。異民族の侵略を受けなかったからです。弥生時代と戦国時代に多くの砦や城が築かれましたが、戦乱の時代も諸外国に比べたら平和だったのです。

中国は文化大革命で4000万人、太平天国の乱では2000万人もの死者がでました。ドイツの30年宗教戦争では国民の3分の1が死にました。第二次世界大戦は8500万人が死に、ヨーロッパに住んでいた数百万のユダヤ人のほとんどが殺されました。これはつい70年ほど前のことです。最近では、イスラム国が残忍に異教徒を殺害しました。

私は韓国の慶州に住んでいましたが、慶州には韓国動乱の激戦地があります。そこには人は住まないし、付近ではなぜか交通事故が多く、いまだに怖ろしい場所で、戦争の傷跡が残ります。死人に口なしで、死者から証を聞くことはできませんが、おおくは、耐え難い悲しみと苦しみの末に悲惨な死を迎えたのです。残された人々の悲しみもどれほどでしょうか。神は、人の残忍な行いがあまりに多く、それを呪い、祝福を与えることができなかったのです。

 

 

●苦難の主の道

 人類史を代贖しなければならないアボニムは、カインから筆舌に尽くしがたい迫害を受けました。アボニムは拷問を受けるとき凄まじい憎悪の背景を感じたといわれます。過去、殺し、殺された霊人がメシア・アボニムに憎悪をぶつけたのです。アボニムは、それを甘んじて受け、カインを愛し、そして、私たちが復帰され、ゴルバチョフ金日成、ジェリー・ファウエル牧師など、世界的カインを自然屈服させたのです。

しかし、統一教会幹部で、アベル、カインの勝利をなしたという話は聞きません。郭錠煥氏がアベルで朴普煕氏がカインと言われたことがありますが、二人が勝利したということも聞きませんし、今は別の道を歩んでいます。2012年のアボニム聖和後、韓氏オモニは背信し、エバの堕落を繰り返すことになり、真の父母一体理想は破壊されました。アボニムが築き上げたものはサタンに奪われ、再臨メシアによる復帰摂理は根底から覆される惨状になったのです。

 

 

●奇跡の逆転

 神の復帰摂理は跡形もなく霧散する窮地に追い込まれました。しかし、一気に逆転する奇跡が起きました。それが文亨進二代王と文国進ニムのアベル・カイン勝利です。この勝利は、すでに2008年の文亨進二代王の世界会長就任式で、文国進ニムが二代王に従うと誓った涙の証で、明確に知ることができます。そして、国進ニムは、変わらぬ心情で二代王に仕え、二代王も慕わしい兄君として礼を尽くしているのです。これほど偽りのない、うるわしい兄弟愛はありません。それが、メシア・アボニムの後継者と兄君なのです。

今や、メシア家庭に、勝利したアベル・カインを迎え、世界摂理の中心が堅く立ちました。そして、神は、歴史にかつてなかった大きな祝福を与え始めたのです。2016年にトランプ大統領が当選し、2017年には、天宙完成聖婚を成し遂げ、真の父母一体理想を復帰しました。米国銃器所有連盟のラリー・プラット前会長が二代王を支持しました。2018年には、鉄の杖を用いた祝福式を行い、ペンシルヴェニアの田舎で行った式典に報道陣が大挙押しかけ、世界に伝えたのです。

そして、まさに大カインであるワシントン・ポストが、サンクチュアリ教会について好意的な報道をするに及びました。アメリカを代表する新聞であるワシントン・ポストが好意的に報道した意味は、サンクチュアリ教会と鉄の杖が、「市民権」を得たことです。リベラルが認めたのですから、保守派は容易に認めることになります。こんなことがアボニムがおられたときに起こっていたらどんなに摂理が進んでいたことでしょう。全ては、文亨進二代王と文国進ニムの、アベル・カイン勝利の賜物です。兄弟同士が争うことによって受けた、神の悲しみと恐怖を慰労し解放してさし上げた、お二人の歴史的勝利によって、サンクチュアリ世界摂理は、10月14日に行われる祝福式勝利にむかって力強く前進しているのです。

 

*本記事はサンクチュアリ通信2018年9月号に掲載されました。

 

 

【永田正治さんのプロフィール】

1954年東京生まれ。高麗大学歴史学科卒業。崇実大学統一政策大学院修士、啓明大学日本学博士課程修了。慶州ソラボル大学勤務(1997—2007)。慶州歴史文化都市造成計画TF委員歴任。著作に『北朝鮮関連日本書籍の分析』、『徳川綱吉儒教政策』など。日本に帰国後は、信者の異宗教交流により宗教間交流の活性化をめざす「異宗教コミュニケーション」を提唱。「異宗教コミュニケーションのすすめ」、「宗教の復権と異宗教コミュニケーション」、「宗教多元主義と異宗教コミュニケーション-遠藤周作『深い河』を中心に」などがある。

 

 

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